結婚相談所では、アプリ以上に自己紹介文(プロフィール文)が重視されます。会員は真剣に相手を選んでおり、文章から人柄や結婚観を読み取ろうとするからです。「何を書けばお見合いが決まるのか分からない」という相談は多いもの。ここでは、相談所ならではの自己紹介文の型と、そのまま参考にできる例文を整理します。

相談所で自己紹介文を考える様子

アプリの自己紹介との違い

アプリの自己紹介がカジュアルなのに対し、相談所は「結婚を前提にした真剣な文章」が求められます。仲人が添削してくれることも多く、丁寧さと誠実さが評価されます。

項目 アプリ 結婚相談所
トーン カジュアル・親しみやすさ 丁寧・誠実
長さ 数百字 数百〜千字程度
重視される点 会話のフック 結婚観・価値観・生活像
添削 基本は自分で 仲人がサポートすることも

盛り込む5つの要素

相談所の自己紹介文には、次の5要素を入れると過不足がありません。

  1. 導入のあいさつ:閲覧への感謝を丁寧に。
  2. 仕事・暮らしの雰囲気:職種や生活リズム。
  3. 趣味・休日の過ごし方:人柄が伝わる具体例。
  4. 結婚観・家庭像:どんな家庭を築きたいか。
  5. 相手に望む雰囲気:条件でなく人柄で。

そのまま参考にできる例文

女性向け

「プロフィールをご覧いただきありがとうございます。医療系の仕事をしており、休日は料理やカフェ巡りを楽しんでいます。仕事にも一区切りがつき、これからは温かい家庭を大切にしたいと思うようになりました。お互いを尊重し、支え合える関係を築ける方と出会えたら嬉しいです。誠実にお付き合いを進めていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。」

男性向け

「ご覧いただきありがとうございます。都内でメーカー勤務をしております。休日は体を動かすこととゆっくり映画を観ることが好きです。仕事が落ち着き、そろそろ家庭を持ちたいと考え、真剣に婚活を始めました。一緒に穏やかな時間を過ごし、支え合える家庭を築ける方と出会えたら幸いです。まずは気負わずお話しできればと思います。よろしくお願いいたします。」

趣味・休日の書き方で差がつく

自己紹介文の中で、意外と人柄が出るのが趣味・休日の欄です。「特にありません」「インドア派です」だけでは、相手が会話を広げられません。「休日は近所のパン屋を巡るのが好きで、新しいお店を見つけると嬉しくなります」のように、具体的な行動を一つ添えるだけで、ぐっと人柄が伝わります。アクティブな趣味とインドアな趣味を一つずつ書くと、「一緒に出かけても、家で穏やかに過ごしても楽しめそう」という印象になり、幅広い相手に刺さります。

結婚観は「押しつけ」にしない

結婚観・家庭像は、相談所の自己紹介で最も重視される部分です。ただし「こういう家庭にしたい」という理想を一方的に語ると、相手が窮屈に感じます。「お互いを尊重し、支え合える家庭を築けたら」のように、相手と一緒に作っていく姿勢で書くのがコツ。自分の希望を述べつつ、相手の考えも大切にするトーンにすると、誠実さと柔軟さの両方が伝わります。

NG例と改善

  • NG:条件・要求ばかり(「年収◯◯万円以上の方」)→ 高圧的に映る。条件は希望欄で伝え、自己紹介文は人柄中心に。
  • NG:ネガティブな言葉(「なかなか良い出会いがなく」)→ 前向きな表現に。
  • NG:短すぎる一言だけ → 判断材料が足りず、お見合いが決まらない。
  • NG:自慢が多い(「周りからよく褒められます」)→ 謙虚さがないと敬遠される。
  • 改善:5要素を丁寧に、誠実さと前向きさで締める。事実は書きつつ、控えめなトーンに。

自己紹介文チェックリスト

  • 冒頭に閲覧への感謝を入れたか
  • 仕事・暮らしの雰囲気が伝わるか
  • 趣味が具体的に書かれているか
  • 結婚観・家庭像が明記されているか
  • 条件でなく人柄で相手像を書いたか
  • ネガティブな表現を前向きに言い換えたか
  • 誤字脱字がないか(仲人にも確認)

プロフィール文を丁寧に整える様子

お見合いにつながる文章の共通点

多くのお見合いが成立するプロフィール文には、共通点があります。第一に、読み手が「会って話してみたい」と思える具体性があること。抽象的な「明るい性格です」より、「初対面でも自然と会話を楽しめるタイプだと言われます」のように、根拠のある表現が信頼されます。第二に、押しつけがましさがないこと。理想を語りすぎず、相手を尊重する姿勢がにじむ文章は、多くの人に安心感を与えます。第三に、結婚後の生活が想像できること。「休日は二人で近所を散歩したり、家で映画を観たり、穏やかに過ごせたら」といった具体的な生活像があると、相手はあなたとの未来をイメージしやすくなります。

年代別・書き方の工夫

年代によって、強みとして書ける内容は変わります。

  • 20代:将来への前向きさ・柔軟さを前面に。「一緒に成長していける関係を築きたい」。
  • 30代:仕事や生活の安定感・落ち着きを強みに。「支え合える穏やかな家庭を」。
  • 40代以上:人生経験に基づく包容力・思いやりを。「これまでの経験を活かし、相手を大切にできたら」。

自分の年代ならではの強みを前向きに言葉にすると、同年代の相手に響きやすくなります。年齢を引け目に感じる必要はなく、その年代だからこその魅力を素直に書きましょう。

写真とセットで整える

相談所では、自己紹介文と同じくらいプロフィール写真も重視されます。どんなに文章が良くても、写真が暗かったり数年前のものだったりすると、お見合いは決まりにくい。文章で伝えた誠実さや温かさが、写真の清潔感とかみ合って初めて説得力が生まれます。自己紹介文を仕上げたら、写真も最新の清潔感あるものに更新し、両方をセットで整えましょう。文章と写真のトーンがそろっていることが、相手の安心につながります。

仲人に添削してもらう

相談所の強みは、仲人が自己紹介文を客観的に添削してくれること。自分では気づかない上から目線や情報不足を指摘してもらえます。低コストのオンライン相談所でも、こうしたサポートを受けられる場合があります。仲人は多くの成婚事例を見ているため、「どんな文章がお見合いにつながりやすいか」を経験から知っています。自分一人で完璧を目指すより、一度たたき台を書いてから添削を受けるほうが、結果的に早く良い文章に仕上がります。

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この記事のまとめ

  • 5要素を丁寧に:あいさつ・仕事・趣味・結婚観・相手像。
  • 条件でなく人柄で:要求は希望欄、自己紹介文は誠実さで。
  • 前向きに締める:ネガティブな表現は言い換える。
  • 仲人に添削を頼む:客観的なチェックでお見合い率が上がる。

相談所の自己紹介文は、あなたの真剣さと人柄を伝える名刺です。丁寧に、前向きに整えましょう。

よくある質問

Q. 自己紹介文はどれくらいの長さ? 数百〜千字程度が目安。要素を丁寧に書くと自然にこの長さになります。

Q. 条件は書いていい? 条件は希望欄で伝え、自己紹介文は人柄中心に。要求ばかりだと高圧的に映ります。

Q. 添削は受けられる? 多くの相談所で仲人が添削してくれます。オンライン型でもサポートを受けられる場合があります。