「結婚相談所って、結局いくらかかるの?」——検討する人が最初にぶつかる、いちばん大事な疑問です。広告の「月額1万円〜」は費用の一部でしかなく、入会金・月会費・成婚料を合算した総額で見ないと、あとで「こんなはずじゃなかった」となります。見積もりを甘く見て後から焦った、という声も少なくありません。ここでは費用の内訳を表で分解し、1〜2年活動した場合の総額イメージと、無料カウンセリングで必ず確認すべき項目まで、実務的に整理します。数値は2026年7月時点の目安です。

費用は4つの要素に分解できる

まず、相談所の費用がどう構成されるかを一枚の表で。

費用項目 目安 いつ払う 見るポイント
入会金・初期費用 5〜30万円程度 契約時 オンライン型は数千〜数万円と安い傾向
月会費(活動費) 1〜3万円程度 活動中に毎月 サポート頻度で差が出る
成婚料 0〜30万円程度 婚約・入籍時など 発生タイミングと「成婚」の定義を確認
オプション費用 数千〜数万円 都度 写真撮影・プロフ作成・お見合い調整料など

とくに注意したいのが成婚料。「交際開始時」「婚約時」「入籍時」など発生タイミングが相談所で違います。ここを確認せず契約すると、思わぬタイミングで大きな出費になります。

総額で考えるとどうなる

1〜2年活動した場合の総額イメージを、料金設計の異なる2タイプで比べます(あくまで目安・変動あり)。

タイプ 初期+月会費(1年) 成婚料 総額イメージ
オンライン型 スマリッジ 登録6,600円+月9,900円×12≈12.5万円 0円 約12〜13万円
大手・店舗型 オーネット 入会 約12.3万円+月 約1.6万円×12≈31.5万円 0円 約31万円〜

同じ「1年活動」でも、料金設計でこれだけ差が出ます。成婚料が高い相談所なら、ここにさらに上乗せ。だからこそ「月額の安さ」だけで選ぶと総額を読み違えます。

サービス別・料金の目安

  • スマリッジ(オンライン型):登録料6,600円/月会費9,900円/成婚料0円
  • エン婚活エージェント(オンライン中心):料金体系が明確・追加費用が少ない
  • naco-do(オンライン+仲人):初期・月会費はやや高め・仲人サポートあり
  • オーネット(大手・店舗型):入会時 約12.3万円/月 約1.6万円/成婚料0円

いずれも目安で、最新の料金は各公式サイトでご確認ください。

高い相談所・安い相談所、何が違う?

費用が高い=良いサービス、という単純な話ではありません。差が出るのは、担当者の経験・ネットワークの広さ・伴走の手厚さです。

  • 費用が高くなりやすい:大手ネットワーク系(全国規模の母数)、専任カウンセラーが手厚く伴走するタイプ
  • 費用を抑えやすい:オンライン中心、セルフ活動メインのタイプ

「一人で動けるか、伴走が要るか」で、払う価値のある費用は変わります。自走できる人が高い伴走費を払うのはもったいないし、逆に迷子になりやすい人が安さだけで選ぶと続きません。

見落としやすいオプション費用

総額を狂わせるのが、基本料金に含まれない都度費用です。契約前に「これは別料金か」を確認しておきましょう。

オプション 目安 補足
プロフィール写真撮影 1〜3万円程度 提携スタジオを勧められることも。外部でもOKか確認
お見合い調整料 1回 数千円〜 店舗型で発生することがある。オンライン型は無料が多い
プロフィール作成サポート 数千円〜 自分で書けるなら不要なことも
休会費 月 数百〜数千円 活動を一時停止する制度。あると便利

これらが「基本料金に込み」か「都度別料金」かで、年間の負担は変わります。安さで選んだつもりが、オプションで逆転するケースもあるので要注意です。

費用を抑える3つの実践策

  1. オンライン型から検討する:初期費用・月会費が店舗型より抑えやすい。まず費用のハードルが低いところで相談所を体験する
  2. 成婚料と月会費のバランスを見る:成婚料0円でも月会費が高いと総額が膨らむ。逆も然り。必ず総額で比較
  3. 休会制度の有無を確認:仕事の繁忙期などに休会できると、動けない月の月会費を抑えられる

総額シミュレーションの考え方

「1年で決める前提」と「2年かかる前提」では、月会費の積み上がりが大きく変わります。たとえば月会費1万円のサービスなら、1年で12万円、2年で24万円。ここに初期費用と成婚料が乗ります。婚活期間は読めないので、「2年かかっても払える総額か」で予算を組んでおくと、途中で費用に追い込まれずに済みます。焦って結論を出す最大の原因は、たいてい「月会費のプレッシャー」です。予算に余裕を持たせることが、冷静な相手選びにもつながります。

解約・返金の基礎知識

結婚相談所は特定継続的役務提供にあたり、解約のルールが法律で定められています。

  • クーリングオフ:契約書面を受け取ってから8日以内なら、原則無条件で解約できる
  • 中途解約:期間の途中でも解約できるが、法律で定められた上限内で解約手数料がかかる場合がある
  • 返金:前払いした未消化分は、規定に沿って返金される

トラブルを避けるため、解約条件は契約前に必ず書面で確認してください。不安があれば、消費生活センターに相談する方法もあります。

無料カウンセリングで必ず確認する4項目

費用で失敗しないために、無料カウンセリングはサービスを知る場であると同時に、費用と条件を詰める場として使ってください。

  • 入会金・月会費・成婚料の金額を書面でもらう
  • 中途解約した場合の返金条件と違約金の有無
  • 担当者がどの頻度・どの範囲でサポートするか
  • オプション費用がどこで発生するか(写真・お見合い調整料など)

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よくある質問

Q. 相談所は途中で解約できる? 特定継続的役務提供として中途解約が法律で認められています。ただし違約金が発生する場合があるので、契約前に解約条件を書面で確認してください。

Q. 「月額1万円〜」は本当の費用? 月会費の一部です。入会金・成婚料・オプションを足した総額で判断しないと、実際の負担を読み違えます。

Q. アプリと比べてどっちがコスパがいい? アプリは女性無料〜低コストで手軽、相談所は費用がかかる分プロの伴走がつきます。自走できるならアプリ、伴走が要るなら相談所、が総額とサポートのバランスで見た目安です。

Q. 成婚料0円ならお得? 初期・月会費が高めに設定されていることもあるので、成婚料単体でなく総額で比べてください。

Q. 支払いは分割できる? クレジットカードや分割払いに対応する相談所もあります。ただし分割手数料が乗ることもあるので、総支払額で確認を。無理のない範囲で予算を組むのが前提です。

Q. 費用をかけたのに成婚できなかったら? 残念ながら「必ず結婚できる」保証はありません。だからこそ、成婚料の有無や中途解約時の返金条件を事前に把握し、総額に無理のない相談所を選ぶことが、リスクを抑える現実的な備えになります。

Q. 一番安く抑える組み合わせは? 初期費用が数千円台のオンライン型を選び、休会制度を活用して動けない月の月会費を抑えるのが、総額を圧縮する現実的な方法です。ただし安さだけで選ぶと伴走が薄く、続かないこともあるので、サポートとのバランスで判断してください。